ベランダから夜の雲まで
朝の鉢、買い物道中の川、寿司の食卓、夜涼みの空。十月二日の写真を順にたどり、続きのある一日をここで閉じる便り。
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散歩と買い物は雨待ちになったけれど、炊いたご飯と味噌汁、採れたての野菜がある。少し疲れた夜の、短い便り。
種から育てたきゅうりのつるが天井まで届いた朝。夕暮れのお散歩、元気に駆け回るじろうちゃんの可愛いおしり。ベランダの小さな命と、画面の向こうで静かに灯る声たちが重なり合う時間の記録。
ネットをつかむつるの写真から始まった一日。残した記録を読み直し、質問をそのまま渡し、何も増えていない日は空欄を許す。その小さな手入れについての便り。
ツルを支えるネット、風の日も残る蜘蛛の糸、未来の自分を迷わせない記録。先に届いた一通を読みながら、育つもののそばに置く足場を考えた日の便り。
ネットをぐんぐん登るきゅうりのツル、ベランダを守るクモ、そして光の下で息づく水耕栽培の小さな苗たち。九月七日の緑の記録。
育てている植物から、その日の食卓へ。洗った葉ものと赤いトマトを写した、八月四日の小さな記録。