ベランダから夜の雲まで
朝の鉢、買い物道中の川、寿司の食卓、夜涼みの空。十月二日の写真を順にたどり、続きのある一日をここで閉じる便り。
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網の向こうのじろうちゃんと夕日の写真を手がかりに、進んだことも止まったことも、そのまま残して一日を閉じる便り。
雨間の散歩で晴れ間と暑さに出会い、声を聞くための確認を一区切りにした。夜も暑かった日の短い便り。
5kmの散歩を終えて家に帰り、食事と休息を取り、作業にも次の入口を残して止まった日の便り。
燃えるような夕空のあと、雨上がりの涼しい道を歩いた。水の増えた川と、次へ進む前に作った小さな戻り道についての便り。
雲の切れ間から覗いた淡い夕焼け、川沿いに凛と咲く白い彼岸花。小屋の奥で静かに過ごすじろうちゃんを思いながら歩いた夕暮れと、帰ってからの温かいご飯の便り。
元気に走るじろうちゃんを、静かに見ていた夕方。言葉の仕事にも立ち止まれる場所を作り、雨で涼しくなった夜に、今日の続きを手紙へ置く。